大槌川 さけ・ますふ化場
震災後被害にあった各ふ化場の災害復旧もここ大槌を残すのみとなりました。
弊社も沿岸各地の漁港や水産施設等の災害復旧工事に携わらせていただき、特に岩手県の主要魚種であるサケのふ化場の災害復旧工事に力をいれてきました。(岩手県のサケ漁獲量は本州一です!)
陸前高田の気仙川ふ化場や山田町の織笠川ふ化場など...そしてこの大槌町さけ・ますふ化場が完了することにより岩手県内のふ化場の災害復旧は全て完了する事となります。
ここ大槌川ふ化場も震災により甚大な被害をうけましたが、第1ふ化場を早急に復旧して稼働を続けておりました。今回の第2ふ化場の整備工事が完成すると2000万尾という県内でも有数のサケの稚魚の生産体制となります。
震災後に復旧した第1ふ化場(応急復旧)

現在はこちらのみ稼働中。
第2ふ化場のサケの稚魚を飼育する飼育池は震災前はコンクリートでしたが、今回の工事でコンクリートの飼育池は解体しFRP製の飼育槽での整備となり、弊社でも製作させていただきました。
それがこちらです
どーん

ズラ~っと並んでおりますね。
もういっちょ
どーん

幅2メートル、長さは15メートルあります。
全部で38基を設置しますが(写真では半分の19基)、いや~これだけあると規模の大きさを感じます。
完成まであと少しですので完成しましたら再度こちらでアップさせていただきたいと思います。