事業内容

金属事業部立ち上げの経緯

 医療用Co-Cr-Mo合金は、国内では少量生産体制の設備・技術の両面において応えられない状況にあり、医療機器メーカーは、医療用Co-Cr-Mo合金の国内での少量生産に対応可能な企業の創成に、大きな期待を寄せています。
その中で、東北 大学の千葉晶彦教授が、従来のCo-Cr-Mo合金と比較して非磁性であり耐磨耗性、耐食性において生体適合性に優れ、欠点が少ない極めて有望な素材であ る、非磁性・高機能・高性能Co-Cr-Mo合金(Ni含有量が極めて微量)を世界で初めて開発しました。

その素材製造技術(インテリジェント鍛造技術)確立と釜石地域での事業化を目指し、釜石発の素材、釜石地域の活性化を主目的として、平成17年3月、(財)釜石・大槌地域産業育成センター内に、企業17社からなる「生体材料事業化研究会」を立ち上げました。
弊社も研究会のメンバーとして参画し、事業化検討などの取組みをしてきました。
平成19年4月に当社が事業化主体企業に選出され、(財)釜石・大槌地域産業育成センターより技術移転を受けました。
その後、自社設備にて別添成果の非磁性・高機能・高性能Co-Cr-Mo合金の製造が可能となり、平成22年3月に設備(一部)の譲渡を受け、事業化したものであります。

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私たちが製造しています。